ごあいさつ
あおばフレンズ(LLP青葉まちづくり活性化協議会)は、横浜青葉のまちづくりを民間企業、行政、NPO、既存の地縁団体、大学等教育研究機関などと協働して、新しい実験的な住民サービスに取り組むことを目指して2006年12月に誕生しました。メンバーは自治会、マンション管理組合、商店会などの既存の地縁団体役員や地元事業主などで構成されています。
環境問題、少子高齢化、防災/減災、防犯、福祉、つながりの希薄化など、私たち市民は様々な課題に直面しています。これまでは、おもに行政、自治会、社会福祉協議会などがこうした社会的領域に関する課題の解決に取り組んできましたが、昨今の状況下、こうした複雑な課題を担いきれなくなっています。
そうしたなか、テーマ型NPOなどの存在と解決実績が多く見受けられるようになってきました。とくに青葉区のNPOはインテリ層の厚い住民を背景に、優秀な人材と質の高い活動で全国的に高いレベルにあるといわれています。しかし、取り組んでいる方々に伺ってみると、そうした課題を担って継続していくには資金、専門性、ネットワークなどの不安を抱えており、「縮小する行政サービス」、「病院・施設から自宅へ」の流れのなかで、様々な住民サービスに応えるだけのキャパシティと安定性を確立できる目途は立ちにくく、組織を維持していくだけで精一杯というところも多く見受けられます。
そうしたなかで、昨今期待されているのが民間企業、行政、NPO、既存の地縁団体、大学等教育研究機関など各セクターが協働して地域まちづくり事業を行なう事業体です。求められている市民ニーズ(社会的課題)に対して、各セクターが連携して、新しい実験的な市民サービスを提供していくのです。
あおばフレンズ(LLP青葉まちづくり活性化協議会)は、そうした手法での解決策を協議するとともに、実際に各セクターの連携による協働事業にチャレンジして参ります。
LLP青葉まちづくり活性化協議会(通称:あおばフレンズ)
代表 政野祐一(まさのゆういち)